夏バテを吹き飛ばす!継ぎ足しのタレとふっくら蒲焼が自慢の東上野「鰻 かねいち」

暑い日が続き、夏バテ気味な毎日を送っている方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、スタミナ抜群の鰻で元気になりましょう!
ということで、今回は東上野にある「鰻 かねいち」さんへ行ってきました。

創業58年の歴史。予約必須のうなぎ専門店

かねいちさんは、仲御徒町駅と新御徒町駅のどちらからも徒歩5分ほど、御徒町駅からは7分ほどの距離にあります。

繁華街から少し離れた静かな通りにありますが、鰻のイラストが描かれたタペストリーですぐに見つけられます。このイラストは葛飾北斎の有名な「鰻登り」の絵だそうです。のれんや石造りの空間も相まって、とても粋ですね。

創業は昭和40年の老舗うなぎ専門店で、とても人気のお店です。
当日だとすぐにはお店に入れないと思っていたので、事前に予約をして伺いました。

予約の時に、当日お店に到着してからだと料理の提供に時間がかかってしまうからと、店員さんが事前に注文内容を確認してくださいました。

メニューはこのようなラインナップになっています。(2023年8月現在。金額は税込です)

  • うな丼(みそ汁・おしんこ付き) 2,200円
  • うな重(みそ汁・おしんこ付き) 2,900円
  • 上うな重(みそ汁・おしんこ付き) 3,500円
  • 特上うな重 4,200円
  • 柳川定食 2,300円


迷いに迷って、特上うな重を注文。せっかく食べるならと思い切ってみました。
当日は、はやる気持ちを抑えてお店に向かいました。

障子戸から陽が差し込む、「和」を感じる店内

お店へ到着すると、2階へ案内していただきました。
階段もなんとも味のある佇まいです。

2階は畳の上にイスとテーブルが並び、障子戸からは陽の光が差し込んで、古き良きといった感じのとても落ち着く雰囲気があります。

到着した時、店内はすでに満席で多くの方でにぎわっていました。
みなさん美味しそうに鰻を頬張っていて、気持ちの高まりが増していきます。

50年以上継ぎ足されたタレで焼かれた鰻は絶品

席について麦茶をいただいていると、程なくして鰻が運ばれてきました。
見てください、この鰻のふっくら感!見ているだけでもヨダレが出そうです。

外側はパリッとしていますが、身はふっくら柔らか。脂がしっかりのっていてとろけるような食感ですが、くどさはなくさっぱりといただけます。

タレは半世紀に渡って継ぎ足しで守り続けてきたものらしく、ほんのり甘く醤油が効いた香ばしい味わい。タレだけでご飯が何杯でも食べられそうな勢いです。

うな重以外にも、肝吸いとおしんこが付いてきます。
これがまた、鰻との相性がバツグン!肝吸いのさっぱりした味わいと程よい塩味のおしんこが口の中でバランス良く広がり、無心でどんどん食べ進めてしまいます。
お米を一粒も残さず、きれいに平らげました。
食べた後、暑い夏を乗り越えられる気がするくらい元気が出てきました。

お店で食べるなら予約がオススメ!リーズナブルなお弁当も〇

今回伺ったのは昼ですが、夜の営業もされています。

夜は蒲焼や白焼のメニューはもちろんのこと、柳川鍋ややきとり、旬のものを使ったおすすめ料理などもご用意されているとのこと。

お酒はビールや日本酒、ワイン、焼酎、ウイスキーのご用意があるそうで、お酒を飲みながらの蒲焼も最高ですね!しかも、ワインはソムリエスタッフの方が厳選したものだそうです。

とにかく人気のお店なので、鰻は売り切れ次第終了となってしまうそう。
不安な方は、ぜひ電話をしてからお店へ足を運ぶことをおすすめします。
また、鰻はお弁当でもご用意があるそうで、お店で食べるのが難しい場合はそちらもおすすめです!

他にも、鰻ポップコーンやうなぎ骨せんべい、鰻レバーペーストなども店頭販売しているので要チェックです!
この暑い夏を乗り切るために、鰻を食べて元気になるのはいかがでしょうか。

鰻 かねいち
住所:東京都 台東区東上野1丁目-23-5
アクセス:東京メトロ日比谷線「仲御徒町駅」
     つくばエクスプレス線・都営地下鉄大江戸線「新御徒町駅」徒歩約5分
     JR山手線「御徒町駅」徒歩約7分
電話番号:03-3831-7122
営業時間:
昼 11:00〜14:00(L.O.13:30)
夜 17:00〜20:00(L.O.19:30)
※売り切れ次第終了
定休日:日曜日・祝日・第2土曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。