【浅草ランチ】老舗の味に心ほどける。「浅草 鶏よし」で味わう、とろける親子丼と鶏づくし丼

浅草で本当においしい親子丼が食べたい――。
そんな気分の日にぴったりの一軒が、雷門近くに店を構える老舗鳥料理店「鶏よし」。
今回はランチで訪問し、名物の「とろけるこだわり親子丼」と「鶏づくし丼」をいただいてきました。
店内の雰囲気や味わいを、たっぷり写真つきでレポートします。

浅草に佇む、老舗の“味のある”入り口

お店は浅草駅から歩いてすぐ。
暖簾のかかった落ち着いた店構えで、入り口横には大きめのメニュー看板が置かれています。
そこには名物の「とろけるこだわり親子丼」が堂々と掲載され、初めてでも安心して入れる雰囲気。

店内に入ると木の温かみを感じるカウンターとテーブル席が並び、常連さんらしきお客さんがちらほら。
“浅草の街の中に、昔から変わらず存在してきた食堂”という安心感が漂っています。

店内は落ち着きと“丁寧な仕事”を感じる雰囲気

カウンター越しには厨房が見え、炭火焼きの香りがほのかに漂います。
店内は清潔で、照明も明るすぎず落ち着いたムード。
スタッフの方の接客も丁寧で、常連が多いのも納得です。

「派手さはないけれど、しっかり作られた料理を静かに楽しめるお店」。
そんな印象がしっくりきました。

メニューは鶏料理が中心。迷わせてくるラインナップ

ランチメニューは丼ものが中心。
親子丼、焼鳥丼、唐揚げ膳、坦々茶漬け風の鶏スープ丼など、鶏料理だけでこれだけ選べるのは嬉しいポイント。

名物の「とろけるこだわり親子丼」は“スプーンで食べる親子丼”という説明が印象的。
濃厚たまごと厳選鶏、長ネギをたっぷり使い、ふわとろ食感に仕上げた一杯だそうです。

また、個人的に惹かれたのが「鶏づくし丼」。
焼鳥串、そぼろ、玉子焼きが一度に乗った贅沢仕様の丼で、こちらも人気とのこと。

まずは看板メニュー「とろけるこだわり親子丼」を実食

今回は複数人でお邪魔して、それぞれ別の品をオーダー。
まずは親子丼のセットが到着。
トレイの上には卵が艶めく親子丼、澄まし仕立ての鶏スープ、そしてシャキシャキのサラダ。

蓋を開けると、色の濃いとろとろの親子丼!なんだか嬉しい!
まず一口食べると、口に広がるのは濃いめの出汁、醤油のような美味しい味です。
きりっとしてるけど、卵やお肉と絡んでいて、後味はさっぱり。
親子丼の鶏肉からはほんのり炭火の香りがします。
お野菜は玉ねぎが入っていて、シャキシャキ感はありつつ、味が染みていておいしい!
上にのっていた細い海苔もいいアクセントでした。
全体的にお米の量もちょうどよく、満足感がありました。
野菜と卵、お肉のバランスがとてもよく、メニューに書いてある通りですね。

添えられた鶏スープは澄みきった上品な味わい。
脂っぽさは一切なく、鶏の旨味だけがすっと舌に染みていくよう。
ランチセットでこのレベルのスープが出てくるのは、かなり嬉しいポイントです。

続いてはこちら。
豪華すぎる見た目に、思わずテンションが上がる丼です。

焼鳥・そぼろ・玉子焼き。名前に偽りなしの“鶏づくし”

炭火で香ばしく焼かれた焼鳥、甘めの味付けでしっとりした鶏そぼろ、そして大きく厚みのある玉子焼き。
鶏料理を一度に味わえる構成で、食べ進めるたびに味の変化も楽しめるのが魅力です。

焼き鳥は柔らかく、炭火の風味がしっかり感じられ香ばしい。タレは甘辛でご飯がすすむ味付けです。
そぼろはしっとり。旨みがしっかりありやさしい味。ねぎがアクセントになってて美味しい。
卵焼きはふわふわで、たまごの甘みが主張しています。
つくねは串にささった状態です。こちらも炭火の風味が強く外側はカリっとしていました。中はふっくらしていて、脂っこくなく、ちょうどよい塩気。
全体的に味付けがちょうどよくて、鶏の旨みをしっかり感じられました。ごはんとの相性もよく、箸が止まらずにあっという間に完食しました。

浅草で親子丼を食べるなら、まず候補に入れるべき一軒

「鶏よし」は派手さや奇をてらった料理ではなく、“基本に忠実で丁寧な鶏料理”をしっかり味わえるお店でした。
名物の親子丼はぜひ一度食べてほしいクオリティ。
そして鶏づくし丼も、鶏料理を満喫したい人には強くおすすめしたい一杯です。

浅草で落ち着いたランチを探している方は、ぜひ訪れてみてください。

浅草 鶏よし
住所:台東区浅草 1-8-2
電話番号:03-3844-6262
営業時間:ランチ11:30-14:00 ディナー17:00-22:00 (L.O 21:30)
 日曜のみ:ランチ11:30〜15:00 ディナー17:00~21:00(L.O 20:00)
定休日:月曜 その他月2回不定休 ※詳細は要問合せ。