再開発が進んで新しい施設が続々と建設される中、台東区はまだまだ古き良き建物や歴史ある場所が残るエリアです。その中には、昔ながらの風情や温かみを感じられる場所がたくさんあります。
今回ご紹介するのは、そんな古き良き、そして温かい雰囲気を感じられるお店「キッチン竹乃子」さんです。
駅から徒歩5分ほど!ノスタルジックな目を引くお店
キッチン竹乃子は、JR秋葉原駅から徒歩約5分、昭和通りから一本小道に入ったところに位置しています。
秋葉原という新しいカルチャーの中心地から、徒歩5分とは思えないこの昭和感。一度お店の前を通るとつい気になってしまう、そんな外観です。
さっそくお店にお邪魔しようと思ったのですが、正直最初は「営業中…だよね?」なんて迷ってしまいました。ですが、思い切ってドアを開けると店員さんの愛想の良いあいさつでホッとしました。
まるで実家のような居心地の店内
店内は1階と2階に席があり、1階はは4人テーブル2つ、カウンター3席。2階は靴を脱いであがる座敷のような席で、テーブル席が6つあります。
今回は5人でうかがったので、2階へと案内されました。
2階の席はちゃぶ台に座布団という昭和スタイル。お店の雰囲気も相まって、まるで実家に帰ったかのような気分になります。
定番のしょうが焼きと揚げ物がセットになった定食メニュー
さっそくメニューを確認。メニューは店頭と同様に壁に貼られています。
定番の「しょうが焼き定食」を軸に、春巻きやエビフライ、さらにはカキフライがついた定食のほか、「カキフライ定食」もあります。(2024年3月11日時点)
今回はそれぞれ「エビフライしょうが焼き定食」、「カキフライしょうが焼き定食」「春巻きしょうが焼き定食」の3種類を注文しました。
壁に貼られたさまざまなポスター
注文した品を待つ間、店内を見渡すと、メニュー以外にもさまざまなものが貼られていました。
映画のポスターにカレンダー、のれんのようなものなど種類はさまざま。これが実家のような雰囲気を醸し出し、居心地の良さを演出していると感じました。これを見て食事を待つ間の会話が弾む、なんてこともありそうですよね。
付け合わせもしっかりついたボリューム満点の定食
店内のポスター等を見回していたら、注文した品が到着。 定食にはキャベツのサラダとポテトサラダ、しょうが焼きの上には目玉焼きがついていました。写真には写っていないのですが、お味噌汁もついてきましたよ♪
- エビフライしょうが焼き定食
私が注文したのは「エビフライしょうが焼き定食」。しっかりと揚がったエビフライはサクサクで香ばしく、エビもジューシー!自宅で作るのは面倒だし、外で食べたいと思っても意外と提供しているお店がなかったりするエビフライを気軽に食べられるのはうれしいですね。
しょうが焼きは、お肉がやわらかく食べやすい!あまじょっぱい味付けで、上にのった目玉焼きと一緒にいただくと、とにかくご飯がすすみます。ごはんの硬さもおかずに合ったちょうど良い硬さでした。
- カキフライしょうが焼き定食
揚げたてのカキフライを、口に入れてみると外側はカリッとしていて、中はジューシー。
カキフライは5個もあって食べきれるか心配だったんですが、あまりのおいしさにあっという間になくなってしまいました。なんだったらもっと食べられたかも(笑)。
レモンやからしもついてくるので、個々の好みに合わせて楽しめます。
時期によって定食のメニューは代わるそうで、4月以降はカキフライに代わり、キスフライがメニューに加わるそうです。(開始・終了時期はお店でご確認ください)
- 春巻きしょうが焼き定食
春巻きは、具がみっちり詰まっていてボリューム満点!噛むとサクッとした食感と、トロトロの具材のうまみが最高でした。具材に味がついていて、何もつけなくても充分なほど!お好みでからしをつけていただくのもおいしいですよ。
ボリューム満点の具材に加え、サラダに味噌汁までついてとにかく満足感の高い定食でした♪
古き良き雰囲気の中で、おいしい定食を提供するキッチン竹乃子さん。
お近くの際は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
キッチン竹乃子
住所:東京都台東区台東1-11-12
アクセス:東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」徒歩約4分
JR山手線・京浜東北線・総武線 秋葉原駅(昭和通り口)徒歩約5分
つくばエクスプレス「秋葉原駅」徒歩約6分
東京メトロ銀座線「末広町駅」徒歩約8分
電話:03-3831-0951
営業時間:月~土11:00-14:00(L.O. 13:30)
火・金のみ17:00-19:30も営業
定休日:日曜・祝日