都内で唯一の登録有形文化財 御徒町の「燕湯」は古き良き昭和の香り

運動のため、自宅から事務所まで自転車で通ってはや2年ほど。

大体、30~40分で到着するのですが、おかげさまで慣れてきたのか、もっときつい負荷をかけて運動したい。

3か月ほど前にそう考えていた時に思い付いたのが、自転車ではなくランニングで事務所までいくこと。

ただ、荷物などの問題もあってズルズルと先延ばしにしていたのですが、さすがに年内中に自宅から事務所までランニングで行ってみたいと思い本日いよいよ決行しました。

1時間半ほどかかる見積りだったのですが、意外と早く1時間10分ほどで末広町に到着。

季節は冬ですが、やはり、1時間以上走ると汗だくになります。

そこで兼ねてから調べていた御徒町の銭湯「燕湯」へ初入店しました。

実はすごい銭湯でしたので、レポートします!

都内で唯一の登録有形文化財の銭湯

なんとこの燕湯、早朝6時から夜の20時まで営業しています。

早朝ランナーにとってとてもありがたい銭湯です。

建物はご覧いただいた通り、かなりの年代物。

それもそのはずで築何年70年以上の建築物です。

東京では銭湯として唯一、国の登録有形文化財に登録されているとか。

凄い銭湯ですよね。

それでは早速入ってみましょう!

古き良き昭和を体現した銭湯。ぜひ若人に来てほしい!

店内は、昭和を髣髴(ほうふつ)とさせる、レトロな感じです。

必要な設備だけが取り揃えられていて、無駄なものはありません。

もちろん、コーヒー牛乳やイチゴ牛乳などは取り揃えられているのでご安心ください。

また、タオルが無い方向けにタオルの貸し出しもしています。

手ぶらでちょっと立ち寄る、なんてこともできます。

え?シャンプーとか、ボディーソープはどうするの?と気づく方もいると思いますが、燕湯ではとても嬉しいことにシャンプーとボディソープが備え付けられて入れ、無料で使えます。そして、男性にはシェービングフォームも!これはありがたい!

こうした道具は持ってくるのが面倒で、荷物になるんですねよ。

私は、自宅から石鹸を持ってきてしまっていましたが、次回からは持ってこなくてよいので、素直に嬉しいです。

湯舟は2つ。正統派のお湯を楽しめる

着替え場には、富士山に竜の絵も。

日本一高い山から見守ってくれている気がします。

浴室内はさすがに撮影できませんでしたが、湯舟は2つありました。

温度はどちらも45度ほどで、一つがジャグジーとして泡が放出されています。

朝ランした身としては、すでに体は熱かったので、5分も入らず湯舟から出ることに。

外の寒さでカチカチになった状態で、熱くて広い湯舟に入れたら、とても気持ちいいでしょうね。

事務所からも歩いて10分ほどなので、寒くなったら入りにこよう!と決意した次第です。

ちなみに、私のマナーが悪かったのですが、汗の書いたランニングを洗おうとしたら、銭湯内では選択禁止。

常識のようで、大変失礼しました。皆様もお気を付けください。

燕湯の近くには、ご存知の通り、上野動物公園があったり、不忍池公園があったり、デパートがあったり、落語が楽しめる場所があったりします。

散策に疲れて喫茶店で休憩、というのもありですが、汗をきれいさっぱり流して、気分を一新のために燕湯に立ち寄ってみるのはいかがでしょうか?

燕湯
住所:東京都台東区上野3-14-5
アクセス:山手線「御徒町」駅 徒歩4分
TEL:03-3831-7305
営業時間:6時〜20時
定休日:月曜日