下町情緒が残る浅草の南、隅田川に掛かる駒形橋近くに、あらゆるシーンで通いたいとっておきのお店があります。
歴史ある浅草と最近流行りの蔵前エリアの間に位置するお店
「東京のブルックリン」ともいわれる蔵前エリアのファッショナブルな雰囲気も踏まえつつ、食事は江戸っ子の「粋」を体現した「Ashi」。
浅草駅A2b出口を出て、国道6号線(江戸通り)を南に、6分ほど歩いたところにあります。
一瞬通り過ぎてしまいそうな、さりげなく佇んでいる外観ですが、Ashiという名前を冠しているだけあって、葦が置かれていたり、立派なBBQ用のグリルも鎮座していたり。
夜にはお酒も楽しめそう!
中に入ってみると、奥に広く、明るく気軽にリラックスできつつ、本格的なお酒が所狭しと並べられています。
お腹をしっかり満たせそうな定食たち!
ランチメニューはしっかりと満足できそうなメニューが並んでいました。
店長さんが大分県にご縁があり、「中津唐揚げ」や「チキン南蛮」など九州人にはなじみ深いお料理を提供。
食膳の小鉢でお腹を慣らす
まずは小鉢が3種類運ばれてきました。体に優しいものでメインの前に胃の準備をできるのがうれしいです。
夜はお酒を提供しているだけあって、切り干し大根とナスは濃いめの味付けで、しっかりと存在感があります。
ご飯に合うお魚料理の定番!
まず運ばれてきたのは「銀鮭の自家製柚胡椒バター焼き」
焼き具合は焼きすぎず、生でもないちょうど良い感じです。
鮭にしっかりと塩味がきいており、ご飯がとにかく進みます。肉質は柔らかく、ほろほろとしており、口の中でご飯とちょうどよく混ざっておいしい!
ご飯のおかわりがしたくなります!
九州の鶏肉料理のツートップ!唐揚げか?チキン南蛮か?
唐揚げか?チキン南蛮か?
九州の鶏肉料理の中でもこのふたつは両者とも大変人気で双璧をなしています。
どちらか選べと言われると一向に選べません。そんな時に両者を欲張ることのできる「唐揚げチキン南蛮ミックス定食」は大変ありがたいですね。
チキン南蛮は、胸肉を使用しており、見た目の衣から想像するよりもあっさりした印象でした。
たっぷりかかったタルタルソースには、漬け物のようなのものが刻んで入っていて、食感も楽しいです。こちらも重たくなくあっさりとした仕上がりでした。
とはいえボリュームはしっかりあるので、満足感はかなり高かったです。
唐揚げはサクサク。濃いめの味付けでビールにも合いそうなので夜にもぜひご賞味ください。
ソースが自慢!ご飯が進むぜいたくなごちそう
肉汁がはじけ出てきそうな「特製こだわりハンバーグ定食」
しっかり焦げ目がついていて香ばしく、お箸で切ると、肉汁がたっぷり。
ジューシーなお肉に、クリーミーだけど、あっさりしていて食べやすいソースが合っていて、ご飯が進みます。
付け合わせの皮ごとグリルされた玉ねぎは甘くてソースに絡めてもそのままでも召し上がることができます。
だしがきいた沁みわたる味噌汁の味。
食事の中では決してメインにはならないスープの存在のお味噌汁ですが、心の琴線に触れるほど感動的においしかったのでシェア。
味はだしがしっかりきいており、中の具にまでしっかりと浸透しています。薄くないこの味わいが寒い冬の日には体を喜ばせてくれます!
意外とピリッと?スパイスの魔術とサクサクの衣の相性抜群
定食ではないカツカレーもあります。
こちらのルーはピリッとスパイスがきいています。冬の寒い日にはこのくらいの刺激がうれしいです。ただ辛いだけではなく具材の野菜の甘みやコクがあるため、病みつきになる辛さです。
カツは、衣がジューシーでサクサクというよりはクランチーな食感。食べやすくヘルシーな印象です。肉はしっかりと食べ応えがありつつもあっさりしているため胃もたれしにくそうです。
最後には小鉢にあったデザートをいただきました。ガッツリ食べた後の〆としてうれしいです。
ディナーにも使ってみたい!
今回は料理のクオリティもよく、使い勝手の良いAshiさんを紹介させていただきました。お昼時はサラリーマンの中年男性から若い女性客まで幅広いお客様がいらっしゃいました。たくさんの人が行き交う浅草近くにあるということもあり、だれでも入りやすいです。
夜にはバーメニューがかなり充実するため、お酒やおいしいお料理がお好きなグルメな方はぜひ行ってみてください!