「うなぎを食べる日」としておなじみの土用の丑の日。
そもそもうなぎが夏場に売れず困っていたところ、うなぎ屋の店頭に「土用の丑の日はうなぎの日」と貼りだし、そこからうなぎが夏場に売れるようになって定着したのだとか(諸説あり)。
そんな土用の丑の日ですが、2025年(夏場)は7月19日、7月31日の2日間。それに合わせて今回は、7月30日にうなぎを食べに行きました!
駅から徒歩約4分!昭和32年創業の老舗うなぎ屋
今回ご紹介するのは、東京都台東区は浅草橋にある「なかや 蒲焼店 浅草橋店」です。

場所は、JR総武線、都営浅草線「浅草橋駅」から徒歩約4分。
昭和32年創業の老舗のうなぎ屋さんだけあって、店構えから風格が漂います。
土用の丑の日前日で混雑しそうだったので、開店と同時に訪店。

開店早々だったので、まだお客さんはそこまで多くなく、すんなり着席できました。12時過ぎ頃には続々とお客さんが入ってきて帰るころには、満席になっていました!

席数は全部で36席。座敷席とテーブル席があり、今回案内されたのは座敷席。
案内の際もお店の方は優しい雰囲気で、いろいろと声をかけてくださいました。
木の温もりと懐かしさを感じる木のちゃぶだいは、座るだけでなんだかほっこりしますね。畳との相性も最高です!
お店の方は、優しい雰囲気で、配膳の際にいろいろと声をかけてくださいました。

席に座りまわりを見渡すと、歴史を感じる日本人形が置かれていました。

上に目をやると、年季のはいったエアコンが。ただ、お店は涼しく快適だったので、しっかりとメンテナンスされているんでしょうね!
なんだか席に座ってのんびりしているだけで、ちょっとしたタイムスリップをしているような感覚になります。
うな重はもちろん、お昼メニューも
メニューはうな重をはじめ、蒲焼、さらにはお昼のメニューとしてうな丼もありました!

他にも焼き鳥、きも焼きなどもあり、お酒とともにいただくのも良さそう!

うな丼とも迷いましたが、今回は思い切ってうな重の「特」を注文しました!
香ばしくてふっくらしている絶品うなぎ
注文したうな重 特が到着です!

重箱のふたをあけるとなんとも香ばしいかおりが漂ってきます!
そして見てください、このツヤツヤなうなぎ。垂涎ものです(笑)。

写真撮影も早々に切り上げさっそくいただきます。
うなぎを食べてみて、まず感じたのはその身のふわふわ感!口の中でとろけるような柔らかさが最高でした。一方で、皮はしっかりと焼き上げられていて、香ばしさも感じ、食感と風味のバランスが絶妙でした。

タレはこってりしすぎず、ほどよい濃さでうなぎとの相性が抜群!重くなく、むしろ軽やかな後味が印象的でした。ご飯も柔らかく、うなぎとタレがよく染み込んでいておいしい!

山椒を加えると香りがさらに引き立ち、うなぎのおいしさを引き上げてくれる感じがしました。
全体的に甘すぎず香ばしい、そしてふっくらとしたうなぎが絶品でした!

付け合わせのうなぎの肝吸いもおいしかったです!
塩加減が優しくて、あっさりな味付け。ぷりぷりとした肝の旨味がしっかりと溶け出していて、何度でも味わいたくなるお吸い物でした。

お漬物も4種(大根・山芋・白菜・奈良漬)ついてくるなんて贅沢ですよね!
どれもおしかったですが、特に印象的だったのはピンク色の山芋。いつもはきゅうりの漬物なんだとか。赤紫蘇漬けで、ほんのり酸味が感じられて、口直しにもぴったりです。
いろいろなバリエーションが楽しめるのがうれしいです。

ふっくら香ばしいうなぎのおいしさはもちろん、店内の雰囲気や付け合わせにも大満足のランチでした!土用の丑の日関係なく、次回はうな丼ランチも食べてみたいです!
昭和32年創業の老舗うなぎ屋「なかや 蒲焼店 浅草橋店」。
絶品のうなぎを堪能しに、みなさまもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
なかや 蒲焼店 浅草橋店
住所:東京都台東区浅草橋2-10-2
アクセス:JR総武線、都営浅草線「浅草橋駅」から徒歩約4分
TEL:050-5493-1858
営業時間:11:30-14:00 16:30-19:00
定休日:火曜日・祝日